カレーライスの唄

玉ねぎの皮めくり
連続記録的なカレーライス
一人暮らしも半年が経ち生きる難しさに触れる

山積みの洗濯物
実家じゃ気付けばタンスの中
そんな暮らしの意味を知り 母さんの愛にそっと触れる

忙しい毎日の隙間縫って
作ってくれてた母さんの カレーライス

何も語らない 
少しくたびれてた背中 
どれだけ支えられていたんだろう…
優しさに気づいた時
胸がキュと締めつけられた

数々の口答え
どうしてそんなこと言ったんだろう…
取消したくともあとの祭りだから 今から尽くしてゆく次第

用事も無いのに電話かけて
教わった母さんのカレーライス

何も語らない 
カサカサになってしまったその手
どれだけ守られていたのだろう…
優しさに気づいた時
涙が止まらなくなったよ

「いつか、わかる日が来る」
母さんは僕に そう言う
一人で生きてみて見えた事『あなたの愛』
ようやく親心に触れる…

相変らず本日も
連続記録的なカレーライス
玉ねぎが目に沁みた事にして 母さんの愛にそっと触れる

song/word by tyotti

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